インドで1カ月暮らしてみて。正直、辛いインド生活とここでしか味わえない刺激


インドで1カ月暮らしてみて

今日でインドに来て、40日が過ぎました。
インドでの生活は正直、毎日が辛いです。

道端で牛の糞やゴミの山に遭遇したり
リキシャーに乗るたびに運転手と価格交渉をしたり
部屋のボイラーが壊れて、隣の部屋のシャワーを借りたり
安定しないWiFi環境にイライラしたり
辛さで口が麻痺しながらインド料理を食べたり

生活ができないわけではありませんが、少なからずストレスは溜まる毎日です。
特に生活に慣れてきてからは、毎日の新鮮さも減ってきて、日々の行動に対するモチベーションも低下しています。

最悪だった初めてのディワリ

ディワリというのはインドでいうお正月みたいなもので、インド中でお祭り・お祝いがされています。
その一方でディワリの期間は、若者が至る所で爆竹を鳴らすのが慣習となっており、戦争かと思うぐらい夜遅くまで騒がしい音がします。
(デリーではディワリの花火・爆竹の影響で空気がその後3ヶ月間ずっと曇っています。)

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そんなディワリの期間に、自分は熱をこじらせて寝込んでいました。
PG(寮)に住んでいるので安眠できるわけもなく、爆竹の超騒音の中、頭痛と腹痛に終始苦しむ2日間でした。
正直、このときだけは不覚にも日本に帰りたいと思ってしまいました….

何もない。だからこそ面白い

インドに来ている大半の人(起業家、現地採用、学生等)は、自分で自分の道を切り拓いています。
それは元々自分から主体的に動ける人がインドに来ているということもあると思いますが、それ以上にこの環境では半必然的に自分から動かなければ生きるのさえも辛くなっていきます。

インドに住んでいる日本人の大半は駐在で来ている人たちで、起業家、現地採用、大学生といった人々は本当に数えるほどしかいません。
フィリピン留学のように充実した英語学習環境もないですし、シンガポールやタイのようにインターン生を受け入れてくれる企業もほとんどない、インド市場を対象にしたビジネスはインド企業ですらほとんど成功していません。

でもそんな環境だからこそ、何か新しいことを始めるチャンスはたくさんあるし、そこで成功すれば他とは一線を画した経験を得ることができます。
その一環として自分も、一緒にIT留学をしてるバヤシと日本向けのインドメディアを作りました。
India Note

(※インドに関するSEOは超弱いので、これをインドに関するno.1メディアにしたいと思っています。)

いつ来るの?今でしょ

自分もインドに来るまでは、インドの国に対して半信半疑なイメージしかありませんでした。
しかし、この1ヶ月インドに住んでみることで、インドの今後の可能性に対する疑いは一切なくなりました。

この2ヶ月で、アメリカからジェフ・ペゾス、マーク・ザッカーバーグが訪れ、日本からは孫正義もインドに来ています。
世界のトップを走る彼らがインドに熱視線を送る理由はインドに来れば分かります。

自分もその波に乗って、日本人がインドで成功する上での一つのロールモデルとなれるように残りの期間、必死に頑張りたいと思います。

ではでは。

masa 2014.11.6

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